どうも、なかとー(@tubutubu245)です!
さて今回はKickstarter発の新作In the Hall of the Mountain Kingをご紹介!
本作品についてはポッドキャストでも喋っております。
聞いてから読むのがオススメ!笑
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2020年11月27日追記
リゴレさんより日本語版が発売されます!
ゆにのボードゲーム日記
— リゴレ (時短定業中です) (@rigoler_) 2020年11月4日
byなかとー様https://t.co/UpL4McDO5v
マウテンキングの楽しそうな記事を見つけましたので、許可を貰い引用させていただきました。とっても楽しい記事です。
(日本語版アナウンス前の海外版です)
Twitterやゲムマ公式ブログで当記事をご紹介していただきました。ありがとうございます!!!!
個人ボードにルール概要が記載されていたり呪文カードにテキストが多少あるので、日本語版のほうが絶対遊びやすいと思います!
発売を楽しみにしていた方も多いみたいですね。
とっても面白い作品なので、日本語版の発売をキッカケにたくさんの人に遊んでもらえるのが嬉しいです!
日本語版、Amazonでの予約も始まったようですので予約はお忘れなく!
ぜひ下記リンクから!笑
In the Hall of the Mountain King
メーカー:Burnt Island Games
デザイナー:Jay Cormier, Graeme Jahns
原題:In the Hall of the Mountain King
プレイ人数:1〜5人
プレイ時間:90分くらい
プレイ年齢:12歳から
どんなゲーム?
もともと住んでた山をノームによって何世代も前に追い出された、俺たちトロール。
その山が、地震なのか噴火なのか分からないけど崩落!邪魔者のノームたちは逃げていなくなった!
これはいいタイミング!その山に戻ろう!ってストーリー。
ゲーム中の主な行動は、共通の大きいマップにL字とかS字のタイルを配置していきながら自分のトンネルを掘って行く。
トンネルを掘るのには資源が必要。石・鉄・炉石の3種類のうち、どれか1種で複数個支払うだけ。例えば石を3個支払えば3マス掘れる。
トンネルを掘ると得点を得られる。点数は掘ったトンネルが長いほど、使った資源の価値が高いほど(石<鉄<炉石)高得点となる。
このトンネル掘りがメインの得点源だが、山に埋まっている彫像を掘り起こしあるべき場所(台座など)に捧げることでも勝利点を稼げる。
つまり、住処の復興に貢献するだけでなく信仰心のあるトロールこそが山の魔王となれる。ストーリーとプレイングが直結しやすいので、心地良い没入感を得られるタイプ!
彫像を捧げる場所は山の中心に近ければ近いほど高得点だけど、移動させるのには資源が必要。さらに捧げる台座は彫像と同色でなければならない上に、山の各層における台座は各色1個ずつ。なかなかシビア。
台座を置く以外にも早いもの勝ちなポイントが多々あり、とにかく1手でも早く相手より有利に動きたいことだらけ。
もちろん何をするにも資源が必要なんだけど、その資源がカツカツもカツカツ。しかし資源を獲得する部分が一番面白い。
ゲーム開始時、4体のトロールをすでに雇用している。彼らが所有する資源が初期資源。
ある程度資源を使い、補充したいなーと思ったら新しくトロールを雇用するしかない。彼らを再び働かせたければ、上司を連れてくるしかないのだ。
そんなわけで、共通の場に提示されたトロールを雇用する。雇用されたトロールはその瞬間にカードに描かれた資源を獲得して来てくれる。
新しく雇用したトロールは手元にいる4体のうち、どれか2体に跨がるようにして1つ上の段に置く。ペンギンパーティみたいな感じね。写真参照。
そうすると、その上司の下にいる2体のトロールが再び仕事をしてきてくれる、という仕組みになっている。
たとえば、下から3段目にトロールを配置できるようになったとする。
まず雇用したトロールが働き、2段目にいる2体のトロールが再び働いてくれる。さらに1段目にいる3枚のトロールも、つられて働いてくれる。
1回で得られる資源の量が爆速的に増えるのが、超気持ち良い!
ただ勘の良い人なら気付いたと思うが、ゲーム中に資源を獲得できるチャンスは初期資源を除くと6回しかない。めっちゃカツカツ。カツカツ必至。
しかも獲得してきた資源はトロールが保持しているのだけど、これを使用していないと再度働いたとしても獲得してきてくれない。だって持ってるんだもん。
この仕組みがあることで資源を使い切ってからトロールを雇用したい!という気持ちが湧き上がる。
だけど突如あらわれるめっちゃ仕事できるトロール。雇用したい。でも資源まだ使い切ってない。ああジレンマジレンマ。
トロールを合計10体雇用するプレイヤーが2人現れたら終了フラグ。その後数ターンでゲーム終了。
ルール量は少なめで分かりやすいよ!
ひとこと
同名のクラシック曲があり、それが山の魔王の宮殿にてと訳されているので山の魔王と呼んでいる作品。
Grieg - In the Hall of the Mountain King
クラシック曲は、きっと聞いたことがある人も多いと思う。
本作は2019年12月末、クリスマス後ぐらいに届いたキックスターター発のボードゲーム。
アートワークを担当されたのは、最近よく名前を聞くクワンチャイ・モリヤさん。
この方のイラスト、すごく好きです。最近だとザ・ゲームやクリプティッドが有名かな。
BGGのウエイトは2.88なので気持ち重めって程度。初めて遊んだときはインスト込みで2時間ぐらい。
先ほども説明したけど資源を使い切りたい vs 仕事の出来るトロールを先に雇用したいとか高価値の資源でトンネルを掘りたい vs 先にあそこにトンネルを掘りたいっていう分かりやすいジレンマを浴び続ける。
このジレンマを生み出す仕組みがとても綺麗でうまいなあと。
かといって心理的な苦しみが続くか、というとそこまでではない。なぜならトンネルをどう掘るかのほうが圧倒的に考え続けるから。笑
もうずーっとウボンゴ。他人の手番中ずーっとウボンゴ。笑
今まで遊んだことのあるゲームで似た作品がちょっと見当たらなくて、パッと見の印象で言うとFounders of Gloomhavenっぽい盤面だけど、内容は全然違う。一番近いと思ったのは正直ウボンゴ。(笑)
ブロックスって言う人もいますね。
あと、印象深かったのが大ホールタイルの存在。
トンネルは基本的に1マス幅の道になっているんですが、例えばそれを組み合わせて3×3のトンネルが掘れたと。そうするとその3×3マスの場所に大ホールタイルを「ばん!」と乗せることができる。
でも、ゲーム開始時は「こんなに大きいトンネル掘ってる場合じゃないですよね」みたいな話をしてたんです。そんな余裕なさそうだよね、と。
それがなんと、ゲーム中盤あたりから逆にその大ホールの奪い合い。笑
「やべえ!あの人大ホール作れそうだから、ちょっと早めにこっちで作っとかないと!」みたいな。
そこが、ルール読んだだけだと想像つかなかった、ちょっと予想外の展開になったので印象深かったですね。
協力モードっていうのもあるし、拡張だったりとかバリアントルールだったりもあるので、その辺もしっかり遊んでみたいなと思う作品。
Kickは豪華版だったのでリテール版があるかも!日本語版はどうだろうなあ…
評価
A
評価基準
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B:好き、持ってる人いたら遊ばせてもらいたい
C:それ以外
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