どうも、なかとー(@tubutubu245)です!
全てを手に入れ、栄華を極めていたあなたが、船から投げ出された結果、何もかも失い、見知らぬ島に漂着してたらどうします?
もちろん名誉を取り戻す旅に出ますよね!ね!
ということで、今回は2018年に発売されたヴィンディケイション-VINDICATION-をご紹介!
ヴィンディケイション
メーカー:Orange Nebula,LLC
デザイナー:Marc Neidlinger
原題:Vindication
プレイ人数:2〜5人
プレイ時間:120分くらい
プレイ年齢:14歳から
どんなゲーム?
船から放り出され漂流し、目を覚ましたら知らない島にたどり着いたあなた。助けてくれた人と一緒に、島を探索しながら失われた名誉を取り戻そう!って感じのストーリー。
プレイ感はリソースマネジメントっぽい印象。
6つのパラメータに味方や訪問先の効果で個人ボードからリソースを分配。それを使用する場所へ訪問することで、さらに仲間を獲得したり、特殊能力やアイテムを獲得したり、モンスターを倒したりする。
執筆時点でのBGG評価は投票数2000票で8.0とかなり高め。初プレイ4人でインスト込み2時間くらいなのでやや重め級って感じかな。
ひとこと
手番には移動・起動・訪問を好きな順で行って、あとはサブアクションするだけのシンプルな流れ。
ややこしさはないけど、メインの3アクションは「全くやらない」か「必ず3つ行う」必要があるので、何をしたかが分かるようなものがあると便利かなーとは感じた。
アクションのどれもが旅っぽさを生み出しているので、没入感が良い感じ。
何より名誉を回復したい!っていうストーリー上の欲望が、プレイヤーの行動上の欲望にも結びつく感じが上手いなあと。
というのも、分配できるリソースの総量はゲーム開始時から固定なんだけど、そのうちの4割くらいが開始時にはロックされている状態。
(写真左のキューブがロックされたリソース)
それを全てアンロックすることが名誉を回復する条件にもなっているので、だんだん減ってくるリソースを補充したいって感情が、そのまま名誉を回復したい!って欲望に変換できる。
なにより名誉を回復できると、プレイヤーの能力が向上する&勝利点がもらえるので、まあとりあえずみんな名誉回復を目指すようになっている。
ゲームの序盤、正直何をしたら良いのかが全く見えてこない。けどもマイナスに働いてる印象はなく何をやればいいのかわからないけどとりあえず島を探索するかっていう手探り感を生み出しているなと。
島の全貌が明らかになったあたりから、それぞれの方針が定まり、思い思いの方法で名誉回復めがけて走り出す感じも好き。
あと特筆すべき点は、誰かが得点トラック上のある数を越えるごとにゲームの終了条件が追加されていく部分。
追加された瞬間に終了条件を満たしている場合もありえるため、自身の利益よりも優先してゲームの終了を遅らせようとするプレイヤーの出現を抑えると共にプレイの間延び感を圧倒的に軽減している。個人的にすごく好きなシステムだった。
今回のプレイでは、(仲間を獲得できる)宿屋を全て支配下に入れることで一大宿屋チェーンの主人となるも、獲得した仲間を使いこなすことができず、名誉も回復できず3位で終了。(支配下にある訪問先は、他人が利用する毎に支配者に勝利点が与えられる)
バランスよくプレイするよりも、何かに特化する形でプレイするほうが得点効率もよく、勝利しやすい印象。
次はどんなプレイングにしようかな、と終了時すぐに思ってしまうほど、リプレイ欲を煽ってくれる作品でした。
終わり! pic.twitter.com/6G8ps9nYgJ
— なかとー@こんなはずじゃない人 (@tubutubu245) October 22, 2019
評価
B
評価基準
A:最高、好き、持っていたい
B:好き、持ってる人いたら遊ばせてもらいたい
C:それ以外
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