ゆにのボードゲーム日記|なんでもいい、きっと好きだ。

遊んだボードゲームや気になるボードゲームを、思うままに書いていくブログです。

ダイナスティ-Dynasties:Heirate & Herrsche-

f:id:tubutubu524:20191018134133p:plain どうも、なかとー(@tubutubu245)です!

誰か!俺と!
…結婚してください!

思わずそう叫びたくなる、今話題のグレンモアⅡと同デザイナー作品のダイナスティをご紹介!

ダイナスティ

f:id:tubutubu524:20191018153617j:plain メーカー:Hans im Glück
デザイナー:Matthias Cramer
原題:Dynasties:Heirate & Herrsche

プレイ人数:3〜5人
プレイ時間:90分くらい
プレイ年齢:12歳から

どんなゲーム?

Glen MoreやLancasterで有名な小クラマーことM.Cramerさんの作品。

政略結婚がテーマ。ちょっと変わったテーマな気がするのは俺だけ?

上流階級の一族となり、各国に血縁を送り込んで結婚させることで欧州4カ国での権力を手中におさめていこう。日本でいうところの藤原氏を目指せ。

ゲーム後半、プレイヤー同士の「結婚しましょう!結婚しましょう!」が飛び交う、なんとも面白い光景が見られるのが特徴。大人がまじめに遊ぶほど魅力が増すよ。

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手番にやることはカードを1枚出すだけの簡単アクション。カードには大抵3種の効果が描かれていて、その中から1つを選んで実行。全部わかりやすくてインストも楽。

全員がハードパス(離脱)したら1ラウンド終了。手札は1枚までしか持ち越せないので、ある程度アクションやりきってからのハードパスが基本の動きになるかな。

3ラウンドでゲーム終了。ラウンド毎に得点計算がある。得点は盤面から発生する点数と決算カードから発生する点数があるよ。

1・2ラウンド目は、各都市に擁立した独身貴族が得点を生み出す。あんまり早くから結婚してもダメ!でも2ラウンド目で独身のやつは、コストを払わないと修道院送り=盤面から撤去になっちゃう。そのうえ3ラウンド目には結婚しないとあまりメリットがない。

早く結婚してもダメだし、結婚できなくてもダメとか言ってくるの、なんか現実的な気分にさせられる。まあこれはゲームの世界の話だから気にしないでおこうね!現実は個人の自由ですから!

ひとこと

結婚しよう!がインパクト強くてアホゲーっぽい印象を受けるかもしれないけど、プレイ感はガチ。ままならなさが至る所に。

まず資源が結構カツカツ。やりたいことが資源不足で出来ないなんて良くあること。しかもその資源の入手方法がみんな大好きケーキの切り分け問題ときたもんだ。

資源を得るための基本行動は、交易船に載せられた資源を2人で山分けするんだけど、1人が分配を決め、もう1人が先に選ぶ。うーん、ジレンマ!この仕組み大好き!

結婚したら振れるダイスも切り分けちゃう。1人が3つのダイスを振ってから2-1に分けて、もう1人が選ぶ。最高かよ。

あと決算カードも絶妙。ラウンド終了時に使用できるんだけど、ラウンドを跨いで持ち越せるのは2枚まで。

盤面外の得点ソースだから、たくさん使えばもちろん有利。でも手札が2枚になるまで必ず使用しないといけないので、最大効率じゃなくても使わないといけなかったり、なんなら全く得点を生み出せないままだったりがもどかしい。

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全体を通して、資源のランダムピックやダイスの出目など、運の要素がやや強く働いてしまうこともあるものの、運のせいで負けた!とまではならないバランス。

突然の結婚、そして出産により計画を大きく変更させられるときが最高に楽しい瞬間。中量級が好きでテーマに惹かれた人にはぜひ遊んでみて欲しい。

評価

A

評価基準
A:最高、好き、持っていたい
B:好き、持ってる人いたら遊ばせてもらいたい
C:それ以外

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