こんにちは、ゆに(@tubutubu245)です。
ボードゲームにハマって早くも1年が経過しました!あっというま!
たった1年で「こんなにも所持ボドゲが増えるのか…」と妻はもちろん、自分自身も驚きと恐怖を隠しきれません。笑
家に収まるうちは大丈夫。倉庫借りてからが本番。
by 某ボドゲカフェオーナー
今はただ、ボドゲ沼の大先輩がおっしゃられていたセリフを噛みしめるのみです。笑
毎週新作が発表され
毎月欲しい作品が発売され(ポチっ)
あげく過去の名作も紹介して頂ける。
なんて素敵な環境!でも購入資金が足りない!遊ぶ時間が足りない!
そんな悩みが留まることを知りません!最近はそれ自体を「資金繰りをしてボドゲを購入するゲーム」だと思うことにしました。笑
こう悩むのは、きっと俺だけじゃないはず。そして、みんなこう思いますよね…。
嗚呼、未来の俺よお小遣いと遊ぶ時間を前借りさせてくれ…!
そんな願いが叶ったとしたら、どうなるでしょう?貸してくれた未来の俺は、どうなるのでしょう?
そんな時空の移動を追体験できる超話題のゲームが、過去の俺より届けられました!(違)
ということで今回は、2018年9月に日本語版が発売されて以来、Twitterをはじめボドゲ界隈を賑わせている超話題作!
その名も「Anachrony -アナクロニー-」の開封レビューをやっていきたいと思います!
たっぷりの写真でお送りしまっす!
(写真撮り疲れた…)
Anachrony -アナクロニー-
どんなゲーム?
かつて謎の壊滅的な爆発により人類の多くが消え、地表で生きることすらできぬほど荒廃した姿となってしまった地球。
生き延びた僅かな人類は、新たに生まれた4つの思想「調和」「支配」「救済」「発展」を信奉する勢力にわかれ、互いに干渉することなく生き永らえている。
あの爆発から数えて何年もの後、爆心地から新物質「ニュートロニウム」が発見され、世界はさらに一変してしまう。
なんとニュートロニウムが引き金となり未来と繋がることができるようになったのだ。それはつまり、未来から資源を借りることでさらなる発展が可能になったことを意味した。
しかし、それと同時に信じられない事実にも直面してしまう。小惑星が地球に衝突する。それも、そう遠くない未来に。
目前に迫る小惑星の衝突。あなたは各勢力のリーダーとして、現在の、そして未来の資源を有効に活用しながら、衝突に備えなければならない。
そしてどこよりも最も優れた思想勢力となり、人類の未来を導くのだ。
(説明書のあらすじがかっこよすぎてほぼパクり)
箱のおもて面
メーカー:Mindclash Games
デザイナー:Richard Amann, Viktor Peter, Dávid Turczi
原題:Anachrony
販売:Engames
プレイ人数:1〜4人
プレイ時間:30分×人数
プレイ年齢:15歳以上
パッケージデザインがこだわりの感じられる最高なやつ。
ぱっと見、日本語版ってわからない!
www.engames-s.com 販売元であるEngamesさんのオンラインショップから購入可能!まだ在庫がちょっとある!
一応、アマゾンのリンクも貼っておきますね。
箱のうら面
おもて面では日本語版とはわからない最高なデザインですが、裏面を見ればちゃんと日本語!
時間の歪みを旅する者となり
崩れ行く未来を導く指導者となれ!
ああ!かっこよすぎる!あああ!もはや最高!
開封の前に!
箱のサイズ感
このゲーム、テーマや内容もさることながら、箱の大きさでも話題となっています。
ということで!手持ちのゲームと比較してみましょう!現在我が家最大級のゲームといえば「Scythe-大鎌戦役-」ですが、果たしてどちらが大きいのか!
2作品を横に並べた写真がこちらっ!
でけぇ!でけぇぞ!!
まさかあのScythe-大鎌戦役-を超えてくるとは思わなかったぜ…。
おもて面に、ナンジャモンジャが16個くらい並べられそう…。笑
高さはほとんど一緒でした。さーて、棚にどう収めるかな…。笑
開封!
みちみちに詰まっているように見えますが、タイル類の下は内箱で上げ底になっているため、見た目で感じるほどの重量感はありません。
とはいえ、笑えるほどボードがあるのは事実なんですけどね!
いつもの机の上には広げきらないと判断し、今回は床に広げていきます!笑
分厚いけどもわかりやすいルールブック
えー、なんと36ページもあります。笑
でも安心してください。初プレイ時に読む必要があるのは実質15ページくらいです。
それでも多いって?大丈夫!このルールブック、わかりやすいから!
若干のエラッタがあるようですが、プレイには影響ありません。
【エラッタのお知らせ】
— Engames@ゲムマ大阪出展 (@EngamesToyama) 2018年9月10日
「アナクロニー 日本語版」のルールブックに誤りがありました。
31ページ(左側)退避条件内「支配の勢力」産業革命の追加報酬獲得条件
誤:〜ごとに3VPを獲得する。
正:〜ごとに2VPを獲得する。
お詫びして訂正いたします。
なお内容物には、正しく記載されております。 pic.twitter.com/WpHkNii2bD
【エラッタのお知らせ】
— Engames@ゲムマ大阪出展 (@EngamesToyama) 2018年9月30日
「アナクロニー」のルールブックに誤りがありました。
33ページ(右側)プレイヤーボードB面の勢力別能力内
「救済の勢力」の見出し
誤:調和の勢力
正:救済の勢力
お詫びして訂正いたします。 pic.twitter.com/sCNrbChefd
また個人的に不明だった部分も、Engamesのsugikiさんが直接回答してくださいました。
本当にご回答ありがとうございます!本作、超楽しいです!1人のみを獲得します。よろしくお願いいたします。
— sugiki/Tack (@sugiki) 2018年9月28日
ボード!ボード!!ボード!!!
ルールブックの下には、ビニールでひとまとめにされた大量のボード類。
ビニールを外すとこんな感じのボード達。
まずは上段からご紹介。
左はメインボード。4つ折りになっています。
上段真ん中の上は退避アクションタイル、下が勢力ボード。
右は同梱されている拡張で用いる「終末の日」ボード。
拡張ボード以外は両面印刷で、裏表で違った内容となっています。メインボードは2人プレイ用と3・4人プレイ用。真ん中はどちらも裏表で各勢力に差がある感じ。
下段はプレイヤーボードとなっています。1枚だけクロノボットボードという、いわゆるオートマ用ボード。
抜けども抜けどもタイルは尽きず
ボード類を取り除くと、その下からはこれでもか!というほど無駄なく配置された抜きタイルが7枚。
過去最大級のタイル量。笑いながら抜きました。笑Anachrony-アナクロニー-やっと開封!コンポーネントありすぎ😂笑いしか出ん!まじで1時間以上かかった😂!
— なかとー@ゆにボドの人 (@tubutubu245) 2018年9月26日
内箱作るつもりだけど、とりあえずチャック袋移し替えたぞ…(個人的こだわり) pic.twitter.com/jhuOihWztA
タイルのゲシュタルト崩壊
抜いたタイルにはどんなものがあるのか紹介します!たくさんあるのでさっくりと!
プレイヤーボードに建築することで、自分専用アクションが増える建物タイル。
左から「発電所」「工場」「浄水施設」「研究所」となってます。
左から順に、
タイムパラドックスのペナルティ要素である時空異常空間タイル。こいつが超邪魔になる。
消費資材にも勝利点にもなる3種の形の発明タイル。
小惑星衝突後、首都のアクションスペースを潰していく首都崩壊タイル。
もちろん衝突ダメージはプレイヤーボードにも。充電スロットを潰す使用不可スロットタイル。
優れた発明は強力なアクションをもたらす。是非とも達成したいスーパープロジェクトタイル。まじ強い。
ゲーム内ラウンドや、プレイヤーが移動した時空はこれで把握する時空タイル。
これを境にゲームシステムが一変!小惑星がやってくる衝突タイル。
上は、プレイヤーマーカー代わりに使う勢力旗。
下は、共通アクション使用時に乗り込むロボを模したエグゾスーツマーカー。
エグゾスーツマーカーは、別拡張であるコマンダーパックを購入された方は使用しません。
www.engames-s.com
代わりにこんなの使うからね!(後日拡張も開封記事アップします!)
こちらはワーカー。それぞれ「天才(赤)」「行政官(青)」「エンジニア(黄)」「科学者(緑)」てな感じ。
天才、まじで天才なんだよな…。笑
上の三角タイルは、未来から貰いたい資源を表すワープタイル。
下の丸いタイルはフリーアクションなどに使う勢力マーカー。
左から順に、
エグゾスーツの充電に必要なエネルギーコアトークン。めっちゃ枯渇する。
時空を歪めてる張本人が受け取るパラドックストークン。貰いたくないやつ。
進めるほど勝利点がアップしていくタイムトラベルマーカー。
自勢力はホワイト思想?ブラック思想?を表してくれるモラルマーカー。この仕組みが超好き。
そして拡張で用いる「地球救出」トラックマーカーと「逃れられぬ運命」トラックマーカー。
ボードゲーマーにはおなじみ勝利点トークンと資源トークン。資源については後述。
そしてソロプレイ時に使用するタイル。
上段左からクロノボット旗、クロノボットワープタイル。
下段左からエグゾスーツマーカー、クロノボットアクションマーカー。
タイルの量、半端ないでしょ!?
ざっと20種類近くある。笑
みなさん!収納の腕の見せ所ですよー!
この世界の消費資源たち
左4種類の立方体は資源キューブ。資源トークンと同等に扱います。
それぞれ「チタン(灰)」「ウラン(緑)」「金(黄)」「ニュートロニウム(紫)」ってな感じ。
右の2種類はどちらも水トークンで、いわゆるお金の代わりです。この世界では水の価値が高い!
色の濃いものは5水として扱います。
その他の内容物
あとはスコアシートや、数種類のカードと6種類のダイス。ここにきてまださらにカードとダイスがあるというインパクト。笑
こちらは勢力旗を挿して立たせるためのプラスチックスタンド。
そして大量のチャック袋!これだけあればきっと足りるはず!笑
全部チャック袋に入れてみた
内容物にチャック袋がついているのですが、個人的なこだわりで別売の袋を使っています。
ドミニオンを収納する際に購入したこちらなんですけれども。
俺のこだわりとして「準備も片付けもわかりやすく簡単に!」ってのがありまして。
同梱してくれるチャック袋を使うと、サイズがバラバラだったりして片付ける際に「あれ?どの袋にどれ入れるの?」ってなりがちなんですよね。
なので俺は「はいる限り同じサイズのチャック袋に入れる」というルールで収納しています。この写真だと左のいくつかが違うだけで、残りは全て同じサイズです。
こうしておくと、片付けを手伝ってもらうときに「袋はどれでも大丈夫でーす!」って言えるので結構楽なんですよね。
ただコンポーネント数とかを記載できないので、無くされそうな場合には使えませんが…。
まあ、そんなこだわりで違うチャック袋に移し替えたにも関わらず、今現在こうなってるんですけどね。笑
アナクロニーの内箱作成中!
— なかとー@ゆにボドの人 (@tubutubu245) 2018年10月1日
ちょっと心折れそうだから、モチベ上げるために途中経過を公開!明後日完成予定!
みんな!オラに!元気を!
物理的に量が多すぎる…!内箱の種類こんなに作るの初めてや…。
拡張も全部まとめて本体に収納可能!
作りたい人は先日Tweetしたリンクからどうぞ! pic.twitter.com/wzrDoOoiqQ
もう少しで完成しそう!頑張れ、俺!
こちらのサイトにある設計図を参考にさせていただきました。本当に感謝です!
www.pubmeeple.com
(海外サイトに飛びます)
Anachronyの開封まとめ
いかがだったでしょうか!できる限りコンポーネントの魅力を伝えようと、写真盛りだくさんにしてみました!
やー、開封するだけで軽く重げー遊んだ気分になりました。笑
とにもかくにも、コンポーネントが盛りだくさんなだけでテンションがあがる俺としては、この時点で最高に最高な作品!(語彙力)
興奮して眠れなくなりましたからね。まじで。恐るべしAnachrony-アナクロニー-。
もちろん、遊んでみても最高でしたよ!
妻を巻き込みAnachrony-アナクロニー-のテストプレイ中!インスト大変やった… pic.twitter.com/V5LiTUBKtM
— なかとー@ゆにボドの人 (@tubutubu245) 2018年9月28日
第6世代なう。おもろい…おもろいぞこれ…でも難しいぞ…! pic.twitter.com/4mgMxQblkA
— なかとー@ゆにボドの人 (@tubutubu245) 2018年9月28日
終わった…面白い…面白いぞこれ…まじで…
— なかとー@ゆにボドの人 (@tubutubu245) 2018年9月28日
妻の評価も最高級でした。
「軽ゲーから段階を踏んだ妻としては、色んなゲームの既視感があって、集大成的なやつ!あと世界観が好き!」とのこと。
また自宅でも回せそうだぞ…! pic.twitter.com/kHCY9rXX5F
Anachrony-アナクロニー-ぶっちぎりで四天王いりだわ。
— なかとー@ゆにボドの人 (@tubutubu245) 2018年9月28日
建物が増えるにつれてコンボ的な要素が生まれるのが良いね。
— なかとー@ゆにボドの人 (@tubutubu245) 2018年9月28日
妻、初プレイなのにフリーアクション2つと1アクションで7水と1勝利点叩き出すムーブしてて、ほんまに初心者かと疑いを隠せなかった。
アナクロニー、インスト大変かもしれないけど、本当に全てがイラストで見えるところに記載されてるから、ある程度ボドゲに慣れてる人なら、流れと終了条件と点数計算方法だけでも遊べちゃいそうな勢い。
— なかとー@ゆにボドの人 (@tubutubu245) 2018年9月28日
あと本当にルールブックが素晴らしい。
アナクロニー、初プレイ3人と俺の4人でプレイ。インスト込みで4時間くらいかかりました。笑
— なかとー@ゆにボドの人 (@tubutubu245) 2018年9月29日
1位59点、同率2位47点、4位35点。だいたい40点オーバーくらいが4人プレイの基準になる感じかな?
遊んでくださった皆さん、ありがとうございますー!当面の間、アナクロニーおじさんと化します。笑 pic.twitter.com/LT5WZfCBqb
Scythe-大鎌戦役-やテラフォーミングマーズ、アグリコラなんかが好きなボードゲーマーの皆様には、かなりストライクなのでは?と思います!
重げーにチャレンジしてみたい!という初心者のかたも、最初のルール説明を聞くところさえ頑張ってもらえれば、絶対大丈夫!
始めてしまえば、流れはとってもわかりやすいのできっと楽しめますよ!
世界観がはっきりとしているから興味を持ちやすく、没入感が強いのでゲーム内のジレンマを自分ごととして楽しめるのもポイントですね!
Engamesさんならばきっと再販してくださると思いますので、ご興味を持った方は是非一度遊んでみてください!そして買ってください!笑
とっても長い開封になりましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございます!
それでは、ゆにでしたー!